マルは骨になりました
丈夫な歯も
足の指の骨も
小さくてもしっかり
していました
やさしい桃色の布に包んで家にいます
明くる日は姪っ子や甥っ子にお話をしました
いつか
水にかえるよ
と
。
新学期がはじまりました
毎朝、ベランダで朝日を浴びる
蜻蛉が高くまで飛んでくる
パワフルに
柔軟に
描く
。
けれど
目立たなくていいな
。
ミツバチの動きや音を聞いていると
お経を唱えているような 感覚になる
自然と眼をとじて、、
自然に感謝をしている
あたりまえにしてきたことこそに
価値がある
あたりまえすぎていた
ひとつ
ひとつ
それは
かぎりのない
あたりまえの調整
あたりまえの手間
わたしもなく
ただ
ただ
風がとおる様に
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