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消しゴムの記憶




ガラガラガラ


教室の扉があいて


まっすぐこっちにやってくる


男の子



黒板消しで私の机の上を叩く



白いチョークは


けむりのように舞う


吸い込まないように窓の方へ顔を向ける



男の子は


雪がふったかのように


白くなった机の上に座って


さみしそうな


いたづらな笑みを浮かべる


教室を出ていく



いつも何も言わない


何でそんな行動をとるのか


分からない




ただ私は


今朝も嫌な気持ち


何の授業だろう、、


家に帰りたい


窓から見える景色から必死に知ってる場所を探して


気を沈める



短くも


長い時間



だれも


先生も


何も


言わない


何も







今年は


息子たちのお弁当2つ


欠かさず支度をすることができた


いろんなことで心揺らいだ日


ブスな私に落ち込む日


叱って泣いて笑って


本当にいそがしい顔だなって


鏡がみれない日は


教わったことを


手で包んで大丈夫だよってしてあげよう




今年の台所はどうだ?


おそうじして


ゆっくり




癒せたらいいね


癒そう




生きていることは


たくさんの感情を感じることだと思う



目には見えない分からない


みんなみているものがちがうから


だからこそ


ひとつひとつのこのなかに湧きでる感情を


感じきることができるから



けれど

土足で踏み入るような試すような言動や行動は

とても

悲しい



感謝

2024


冬至




 
 
 

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